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2012.09.03

手作りキットをもっと楽しく

みんさん、こんにちは!9月に入りました。朝晩はちょっと涼しくなってやっと秋の気配を感じるようになりましたね。ちょっと涼しくなってくると「なんかやってみたいな!」と思うので不思議です。

さて今日はビール作りのお話をしますよ。


あなたならどのビールが飲みたいですか?

120903_beer1

みなさんに質問します。
ここに4本の手作りビールがあります。あなたはどのビールが飲みたいですか? 或いはどのビールをプレゼントしてもらったら嬉しいですか?

それぞれの違いはわざわざ説明しなくてもお分かりいただけると思いますが。こういうことなんです。

一番右のビールはただの茶色のビンでラベルが貼ってないビール。その左にあるのが茶色のビンに手作りのラベルが貼ってあります。いわゆる市販のビールの感じです。

そしてその左の2本はラベルが貼ってあるのは同じですが。ビンの色が透明です。ですからビンの中のビールがよく見えるでしょう? 僕だったら断然こっちのビールを飲みたいです。(中にはそりゃやっぱ、ビールは茶色のビンだよ〜。という人もいるでしょうが)

日本の市販のビールは殆ど茶色のビンに入っているのが当たり前ですよね。なぜ茶色なのか、それは流通段階や保管時に日光や紫外線が当たるのでビールが劣化するからです。それを防ぐために色を付けているんです。

でも手作りビールの場合、部屋の中で作るし、保管も紫外線が当たらないようにできます。だったら中が見えた方が良いじゃないか!そう思ったのです。


コロナビール、かっこいい〜!

きっかけはある女性の写真日記からコロナビールを見て、これは格好いいなあと思ったことです。ご存じない方のためにそのCMの動画を観ていただきましょう。

日本のビールメーカーのように、鮮度がどうの、酵母がどうの、旨いとかどうのじゃなく、シンプルに「人生を思いっきり楽しもうぜ!」と言ってるわけです。あー、いいなこういうのと思いました。紫外線だ?流通だ?太陽臭だ? そんなのどうでもいい。大切なのはそんなことじゃないんだよ!というきっぱり切り捨てる潔さが格好いいと思います。

アウベルクラフトも実はそれと共通することこそが「手作りの一番の素晴らしさだ」と思っています。ですから僕たちは基本的な作り方とか使い方とかQ&Aは最も重要なので、そこは大切にしていますけど、それ以上にどうしたら「もっと楽しんでもらえるか」ということに重きをおいています。

だから例えばビール作りでもモルトの種類も少ないし、イーストも特別バリエーションは揃えない。さらにホップやその他のケミカルも揃えません。なくても充分おいしいからです。


楽しさなしのビール作りは続かない

ビールをただ作るだけでは長続きはしません。確かに安くできること。おいしいことは重要なポイントですが、それだけだといつか飽きてしまいます。大切なのはビールを作る楽しさ、そしてそれを人にプレゼントして喜んでもらう楽しさがビール作りのもっとも素晴らしいことなんです。僕たちはどうしてもそのことを伝えたいのです。
手作りビールを作っている多くの人が、どうしても写真の一番右のビンのように、ビールは自分が作って自分が飲むだけだからいいんだよ。おいしければいいんだよ。安上がりだからいいんだよ。という理由でわざわざラベルを作ったりしないのです。

でも僕はラベルを作る楽しさは格別なんだと思います。オリジナルのラベルを作って貼ってみると、なんと市販のビールと同じように格好良く見えます。そしたら自然と誰かにプレゼントしたくなるわけですよね。これ僕が作ったんだよ、と言ってプレゼントしたらどんなにか喜んでもらえることでしょう。しかも市販のビールより断然おいしいわけですからね。

さらに、僕は去年からフルーツビール作りを楽しんでいます。アウベル・フルーツビア・クラブというクラブを作ってフェイスブックの非公開グループで仲間の人達と情報交換したり、フルーツビールパーティーを楽しんでいます。本当に気楽に楽しんでいますよ。

そして、さらにビンを透明にしたら、中身が見えてもっと楽しくなると直感したのです。フルーツビールのいろんな色、そしてモルトによってもいろんな色が楽しめます。クリークのピンク色、タルベのゴールド、ボックのブラック。まるで宝石みたいです。これはなんと楽しいことでしょう。さらにラベルを貼ったら最高に楽しい。これをプレゼントしたらびっくりするほど喜んでくれると思います。


これからアウベルクラフトがやっていくこと

僕たちはこれから先ほどのビール作りの楽しみ方と同じようなことを、他のキットでも開発して行こうと思っています。「開発」というと商品開発かと思われるかもしれません。でも僕たちはもう一つ、「楽しさの開発」をしていくのです。

コーヒー焙煎でも今までは「コーヒー焙煎のやり方」を中心にみなさんに伝えてきました。でもこれからはコーヒーの楽しみ方をご紹介していきます。かと言って「プロ並みの焙煎をするにはねえ」などという技術的な方向には行きません。例えばラテアート(もどきね)だったり、アレンジコーヒーだったりです。

パン焼きマシーンもパンだけではなく、お菓子作りとか、デザート作りにも挑戦していきます。これを「アウベルラボ:みんなで楽しむアウベル研究室 」と連動していろんなことに楽しく挑戦していきたいと思っています。

みなさんにお願いしたいのは、ぜひ同じキットを持っている人は、僕たちと一緒に挑戦して欲しいし、情報交換をして欲しいのです。お友達になりましょうよ!その方がぜったい楽しいと思いませんか!?


欲望は自存するものではない

僕が尊敬する内田樹先生がハンニバル・レクター博士の言葉を引用して教えてくれたことがあります。欲望というのは自存するものではなく「それを満たすものが目の前に出現した時」に発動するものであると。

つまりみんな自分が何を欲しているのか、実は自分ではわからない。たまたま目の前にそれを満たしてくれるものが出現した時に、「あ!これが僕の欲しかったもの。僕がやりたかったことなんだ」と知るわけですね。

僕たちアウベルクラフトはそういう商品を提供していきたいし、そういう楽しさをみなさんに見せてあげたいと思っています。でもそれが簡単にできるとはもちろん思っていません。だから僕たち自身が自分たちが作ったキットを使って、もっともっといろんなことを楽しんでいく。そしてその楽しみ方を開発していくこと。それが僕たちアウベルクラフトの仕事なんだろうなあと思っています。

みなさん、いっしょに楽しみましょうよ。僕たちにこんなことやると楽しいよと逆に教えてください。ユーザーのみなさんとそんな関係をもっともっと築けていけたらいいなと真剣に思っています。どうぞよろしくお願いしますね!

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